「え、なんで?」
あたしは疾風の言葉に疑問を感じてそう聞いた。
無難な場所って、どーゆーこと?
「自分の立場を分かってるって場所だから」
雑誌から目を離さずにそう言った疾風。
…あぁそーゆーことね。
でもさ、場所がそこしか空いてなかったってのも此処を選んだ理由なんだけどね。
颯哉と疾風の隣はなんだか座る気にはならなかったし、龍雅の隣は彼女じゃない限り座らない。
てか、座るなんてあり得ない。
だって、龍姫って事を認めたってことでしょ?
そんな時、携帯に萩原警部からのメールが届いた。
多分、パソコンじゃ効率が悪いってわかったからだと思う。
メールの内容は、取り引きをしてお互いが得をしようとの事だった。

