「敵?
んー、なんだろ?」



湊は小首を傾げながらうーんと唸ってる。

ヤバい、湊可愛い。



「敵っつったら、サツしかねぇよな」



「えぇー
そんなことないと思うな~」



昂夜の言葉に、湊がそう言い返した。

あらら、昂夜正解だよ。



「で、正解は?」



颯哉がそう聞いてきた。



「え、昂夜のが答えだけど…?」



「なに、警察とメールしちゃってんの!?」



「え、だって…あたし、情報がもっと欲しいんだもん」



情報が無いと殺りたい事が出来なくて困るから…
だけど、調べるには限りがある。

だから、警察の力を借りるしかないんだ。



「なんの為に?」



疾風がそう聞いてきた。



「狼龍と日向の復讐の為だよ」



そう言うあたしの目には感情が無かったのかも知れない。