そしてあれから1週間、龍雅ともなんら変わりなく過ごしていた。
なんにもなかったように。
「ねぇ帝、一緒にゲームしようよ!」
倉庫の2階で各自寛いでいたところに、湊がそう言ってあたしにコントローラーを渡してきた。
「あたし、ゲームのやり方分からないよ?」
あたしがそう言うと、湊はニッコリと笑った。
「大丈夫!
帝でも簡単に出来るゲームにするから!」
湊はそう言うと、あたしの腕を引っ張ってゲーム機が接続されたTVの前に向かった。
あたしはそれに観念し、湊と並んでカーペットの敷かれた床に腰をおろすとコントローラーを握った。
「よし、じゃあいくよー」
湊はそう言うと、ポチッとゲームのスタートボタンを押した。
「え、ちょっと…あたし、ルールしらな……きゃっ」
湊が始めたゲームは戦闘ものらしく、勝手に進められて困っていた時、後ろから誰かがあたしの手の中にあるコントローラーをあたしの手の上から握った。
そして、そのまま操縦し出した。
「教えてやるからちょっと黙って見てろ」
そうあたしの耳元で言うのは龍雅で、体が密着してて後ろから抱き締められる形で龍雅がゲームをするから、あたしの心臓は破裂寸前。

