もう、止められないよ。
なんでこんな弱ってる時に言うのよ…バカ。
どうして?
あたしは柚稀が好きなのに…なのに、なんで龍雅も好きなの?
こんなの……
「神様の意地悪」
あたしは火照る頬を両手で包みながらそう呟いた。
なんでなんで、神様はあたしに試練ばかり与えるの?
なんで、あたしにばかり意地悪するの?
あたし、神様に嫌われちゃった?
いつまでも立ち直れなかったから見捨てられた?
憐に頼ってばかりだから?
「もう、分かんないよ」
あたしはそう呟くと、ベッドにまた舞い戻った。
そして、布団を深く被って眠りについた。

