「そっか。
…冬依のその髪って地毛?」
あまりにも綺麗だったからつい、聞いてしまった。
あたしがそう聞けば、冬依は自分の髪の毛を触って笑った。
「あーこれ?これは地毛だよ。
ハーフだからこんな色。
目も元から」
「ハーフなんだ。
それじゃああたしと一緒だ」
ニコッと笑えば、冬依は一瞬驚いた表情をして同じように笑ってくれた。
あたしの場合、今は偽りの姿だけどね。
「それじゃあ、仲間だね。
帝ちゃんも確か銀髪でしょ?」
ニコリと笑いかけながらそう聞いてくる冬依。
あたしの素性を知ってても普通に接してくれる所は大好きだなーなんて。
「うん」
「帝は今の髪のが似合ってると思うけどなー」
首を捻りながらそう言う大地。
そんな大地に賛成する冬依。
そう、なのかな?
「ありがとう。
それよりさ、なんで冬依は昨日龍雅に馴れ馴れしかったの?」
「あー、アレね。
俺も一応幹部だから?」
あたしの問いかけに、また疑問形で返してくる冬依。
何で疑問形なんだろう?
幹部なら幹部で言い切れば良いのに。

