「俺は龍の使い。翠蒼の巫女なら説明はいらないな。」

私の家系は龍に使える巫女で、百代に一度龍神様のご加護を受け厄災から国を護る役目を持つ巫女が生まれます。

「闇と光その二つの力を持つ龍神。
お前はその加護を受けし者。
この証を授ける。」

そう言って使い様が取り出したのは緑と青の石のついたネックレス。