黒「ごめん

  とりあえず、質問に戻ろう」


星「ごめんね

  詩夢は色々抱えてるもんね」


渉「悪かった

  詩夢から見たら、

  たしかに俺らの考えは生半可だ

  困らせてごめん。」


黒「いいよ。2人共、

  ありがとう!

  私のこと考えてくれてただけで嬉しい。

  


  愁も、  








         泣かないで…?


  ごめん。死ぬとか

  そういうの無理だったよね…ごめん…」


愁「い、え…ごめん…な、さい
 
  で、でもっ…

黒「わかってる
     ・・・
  もっとコノ命、大切にする。」   


愁は、



小学生の時に

友達が目の前でトラックにはねられて

それがトラウマらしい



星「んーじゃっ

  僕が思ったのは

  ズバリ、何回脱走したの?
   

  今回が初めてじゃないよね?」


鋭いな…

黒「えぇ。

  これで三度目よ

  一度目は7歳…学校に潜入して

  友達になりすまして殺すことが

  私には出来なかった

  だから、逃げたけど…

  すぐに見つかって、

  見せしめにその子の足を撃ちぬき

  両手にナイフを刺してから殺した