千「も、観念しなさい?」



頭上から聞こえた千夏の声に



一斉に全員の動きが止まった




叶「久しぶり………千夏さん」



千「闇…随分生意気になったんじゃない?


  自分のボスまで倒しちゃって」


叶「いえ、


  私としたことが

  少し‥光に興味をもちまして


  逃げ出したかったんです」



千「ふふふっ…あははははぁっ!!!


  闇は頭がいいのだから


  わかっているのでしょ?



  闇は名の通り

  闇でしか生きていけないんだもの……





  なのに、それでも許されるまで



  光にとどまろうだなんて



  闇らしくないのね」



叶「せめて、今は叶恵として


  生きておりますので」



千「自分の名前、知ってるんだね…?



  でも、今のあなたの仲間の状況は、



  知らないんじゃない?」








ドクンッッ





ー今のあなたの仲間の状況は、

 知らないんじゃない?