なら、



叶「移動する。付いて来て」



秦「…え?!」

 

叶「はやく。



  付いて来ないと


  私を仕留めるチャンスはないよ」

  



そう言い聞かせ、渋々付いてこさせた



叶「私の近くを歩いて」


秦「…?」
 


秦はいう通り近付いてくれた


そして、曲がり角を曲がった時



カーブミラーごしに幹部たちが


ゆっくりきているのを確認して



叶「ボソッ  走ってきて!」




そう言って、幹部たちの後ろの道を通って



幹部たちをまいた…



叶「で、


  なに?潰して欲しいわけ?」



私の言葉に驚いたのか、



肩を大きく動かした


少し揺れた瞳から


本心が見えた



秦「…でも


  もし、裏切り者なんて言われるのは



  嫌なんだ…



  少なくとも、アイツラは


  仲間だと思ってるから…」


叶「そう…その人たちの意見は?」


秦「怖くて聞けねぇよ」




あっそ




じゃ、



叶「聞いてくるから、絶対ここで待ってて」