最後の龍の華






悲痛な悲鳴をあげて
倒れて 跡形もなく消えていく











それを見届けて
奥にいる白蛇に向かう












それに気づいたように
こっちを見ずに 指をパチンっと鳴らす













『...っ!』






なにこの量!?











さっきの 大きい毒蛇とちがい
少し 小さいが...















「...何匹いんだよ...これ...」








「...わかりませんが
ざっと 500はいますね...」






「じゃあ こいつら
倒さないといけない系?」






「ばかだな!
弥生は! こいつら全部倒さないと龍華が先にいけないだろ?!」







「......その龍華ちゃんって子に手を貸すというのはシャクだけど... この学園の平和のためだ... それに 指名手配の白蛇が目の前にいたら 捕まえないといけないからね....」













弥生と翡翠の会話と
めがねが 数の分析をしているなか
さっそく 動き出した...














『はぁ?...』









私の横を 急スピードで通りすぎ 目の前にいる 無数の蛇をなぶり倒している...