最後の龍の華






『......えっ....
なにあれ...』








嘘でしょう...?







「...いえ あれは嘘ではありませんよ"花音"さん?」




いきなり隣にきためがねに
ビックリする





それに 最後の偽名を強調されて苦笑する









『...その事については 後で
説明しますので...



で...?




あれは 本当に機能しているの?幻覚とか そういう部類じゃないのよね?』








「それはそれは...
期待しときますね...
それと 何度も言いますが
あれは 本物です しかも 高度なものですので 僕と弥生がやっても無理でした...」










『...そう...それは 厄介だね...まさか 爆破結界で生徒たちを人質にするなんて...


しかも 最上級クラスなんて...』







目の前で 余裕な顔している白蛇を睨む






さっき言った言葉を奥深く考えると...




あのときの 私への接触は
すべて 念入りに仕組まれている計画の1つだったんだ...






そして そのあとの魔結界を張ることもすべて計算済みということになるわね...









これから 起こることも...
すべて あいつのシナリオ通りに進むことになる...