少し 弥生としゃべった後だった
ニコニコしていためがねが
いきなり顔をしかめた
「......琥珀...」
皇帝の名前を呼び 皇帝が目だけでそれに答える
「......白蛇がでてきたらしいです...」
めがねのその言葉に 驚愕する
それは 私だけでもなく他のみんなも 驚愕していた
そして いち早くさっと戻った皇帝が 私の方に向いて
「...琉聖...帰れ」
はぁ?
ぽかんとして はっとする
私は 警戒されていたんだ...
今日はなぜか知らないが 警戒されていなかったから 少しびっくりした
考えてみたら わかるでしょう?
ここには 危険人物じゃないか
見極めるために いたじゃない...
皇帝の命令には絶対ルール...
『...わかった』
*

