最後の龍の華






気さくに返事を 聞き返す












「本当に大丈夫ー?」



『...大丈夫だ...』








冷や汗をかきながら 弥生が呼んでくれたことに 感謝する






あのまま 考えていたら少し...




いや かなりのレベルで 頭がおかしくなっていただろう







なにげに 助かった...











ため息をつき なんでこんなことになったのだろうと思考がまた飛びそうになったが



なんとか持ちこたえて 弥生と世間話をする
























私は後に思った...



































この時から もう運命の歯車は狂っていたのだと



もし この時に他の行動をとっていたのなら
未来が少し いい方向にいっていたのだと思うの...














それでも...
あのときのことは...


































逆らえないのだと思うの...