最後の龍の華






思わず 皇帝を凝視してしまう















この短時間かそれとも 昨日のお泊まり会で なにか皇帝にしたっけ?







・・・。






頭をひねって 今までの皇帝に対しての行動を思い出す






それでも なにも思い浮かばず
途方に暮れる





無意識にため息をつき それにもう一回 ため息をつく












なんて 悪循環なんだ....









皇帝の私に対しての態度に 私はなぜこうも悩まないといけないの?









私 最初なにを思って こんな思考になったのかな?



あれ?








私 なにを考えてたっけ?




















この年で もう脳のボケが始まった...

おいおい うそでしょう?!

















「ねえー? 聞いてるー?」






あーあ...
脳の老朽化がはじまちゃたのか...



きっと 気のせいだと思いたいよ...







「...琉聖ー?........琉聖!!!!!」





『...!!!』





自分が呼ばれていることに気づき自分の世界から 戻ってくる





『...なに? 弥生』