なんて 考えてみる
そんなこと ないよね?
こいつらが これだけのことで引き下がらないと思うの...
それに...
今 この状態がめんどくさくなってきた...
力が入っていた体に 力を抜き さっきまで座っていた場所に向かって歩く
一歩踏み出した瞬間
炎が消えた
ちっ...
元から 逃がさないでいたのね...
多少イラつきながらも ソファーに座る
それを見届けた めがねも座り
眼鏡のブリッジを押し上げながら
「少し お聞きしたいことがありまして...」
『......コクリ』
「...では 遠慮なく聞きますね?...
琉聖君...
あなた いったい...
何者ですか?』
*

