いったい 何がしたいの?
睨んでいても 何もはじまらない...
無言で目線を外す
扉の方に向かう
今回は呼びとめられると思っていたが違った
「...今回は逃がさないぞ...
奈留...」
めがねは 皇帝に呼ばれ何故か頷いた後に こっちに近づいてきた
いつもより 2割増でにこーとしているめがねに 思わず距離をとる
何がしたい?
怖いんですけど...
逃げようと後ずさった瞬間だった...
「逃がしませんよ?
包まれろ 炎籠ーエンカゴー!!
」
私の回りに灼熱の炎が舞い上がる...
っ!!
逃げれない!
ここで 自分の魔法は使えない...
どうする?
あきらめて 皇帝の言うことをきく?
この 愚問が終われば いつも通りの日常が待ってるかな?
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