誠の絆 第二巻










母さんは有名な通訳者。

とにかく色々な国の言葉が喋れる。

そのせいで家にいないことが多いんだ。

父さんは遠い福岡に単身赴任中だし。

家ではほとんど1人で居ることが多い。

瑞「…いつまで、休みなの?」

母「そうね…。明日、明後日くらいかしら?」

瑞「やっぱ、休み少ないね」

母「しょうがないわよ、仕事だもの」

母さん、明日か明後日にはもういない。

母さんが帰ってきたのは、つい昨日。

…小さいころからそうだった。

母さんがいなくて、寂しかった。

泣きわめいていたほど。

これは父さんから聞いた。

毎晩毎晩、母さん。って呟いてたみたい。