「由宇って馬鹿正直だよなぁ」 親友の珠貴が馬鹿にする。 俺の机の上には、作文用紙が二枚。 「宿題なんて『やったけど忘れました』でやり過ごせよ」 …確かにそうだけど。 つい本当のことを言ってしまう。 だからすぐ騙されるのか? 早紀にも。 「でもそこが清水くんのいいところでしょ?」 そう言って俺の机のうえにジュースを置いたのは、クラス委員の川崎だった。