「そういえばさぁ…何で晃彦のことは君付けなの?」 ふと、何気なく思いついたことを川崎に問う。 「えっと…何となく」 川崎は必死に平常を装ってたけど。 いつも見てた俺にはわかった。 川崎の気持ち。 「晃彦が…好きなの?」 少し戸惑いながら聞いてみる。 「うん」 頬を赤く染め、恥じらいながら頷く。 高三の秋だった。 川崎に二度目の失恋。