**吸血鬼と暴走族**~涙の章~



『自分を否定するの?』


そんな事しない


だって、私は貴女では無いから


『そっか。じゃあ、私を見せてあげる。』


ピタ ピタ ピタ ピタ


小さい子の足音が近づく


でも、裸足みたいな音


だんだんと、女の子の姿が見えてきた