青く澄んだ空に一つ
ふんわりと浮かぶ白い雲。

真っ直ぐに突き刺す
熱い日差し。

今日は久しぶりの休日♪
ゆっくり休も……
プルルルル…
もぅ何?人がせっかく…
「もしもぉし?」
「ななななな奈菜!?!?」
部屋一面に響き渡る大きな声。
「なにぃー愛ちゃん?声でかいぃ。
今ねぇ眠いぃい…」
「それどころぢゃないのぉ!!
今大友君からメールでね、
遊園地いかん?ってメールきてぇ。」
へぇーメアド知ってたんだぁ?
「そーなんだぁ、よかったねぇ。
ぢゃあ頑張ってねぇ…」
眠気に勝てず、すうっと眠りについ…
「バカ奈菜!!!奈菜も行くに決まってんでしょ?」
てない。
「えぇー!!!???なななんで?あたし寝るぅ!」
「あっちも一人連れてくるから!」
「ぇぇえ?やだぁ…あたし行かな…」
「へえぇ?親友の頼み断るんだ?
給食のパン、食べてあげたの誰だっけ?
宿題見せてあげたの誰だっけ?
そうじ当番手伝ってあげたの誰…」
「わかったわかったぁ泣
行けばいいんでしょ行けば!?」
「さっすがあたしの親友♪」