「…、斎藤。重い。暑い。離れろ。」
「えー、いいじゃん。今冬だしー、佐藤寒がりだろ?それに重いって…俺の気持ちがちゃんと伝わっているってことだろ!!佐藤!!いつも俺の愛が伝わっていないと思っていたけど、ちゃんと伝わっていたんだな!!この、ツンデレめっ!!そんなお前も可愛…グヘッ!!」
俺は斎藤の腕を振りほどき、斎藤の顔面を片手で掴みあげた。
「てめぇ、これ以上言ったら真冬の海に沈めてやるからな」
「ず…ずみまぜん。はなじでぐだざい…」
俺は乱暴に斎藤を投げ飛ばすように離し、涙目になっている斎藤を無視して下駄箱へと向かった。

