「あのさ、斎藤が勝手に話しかけてくるだけで…。」
「はぁ?何嘘ついてんだよ。どうせ、斎藤くんといたらモテるとでも思ったんでしょ?きたねぇ男。」
「てめぇみたいな、裏表激しい、差別する女に言いたくねぇよ。」
…あっ、口が勝手に正直なこと言ってしまった。
「なっ……。てめぇ、今なんていいやがった!!」
「いや、口が勝手にねぇ…あー大変だー。中川様に殺されるー。」
「なんだよ!!その感情のこもってない言い方は!!てか、私は中島だよ!!いい加減覚えろ!!クソがっ!!」
と、中島さんは舌打ちをしながら歩いて言った。
さてと、俺も早く帰って勉強しないとな。
「さーとーうー!!やっと追い付いた!!帰ろー!!」
…と思っていたが、大きな犬に抱きしめられて歩けない状態になってしまった。

