私はカイが言っていたように
まっすぐ道を進んだ。



見覚えのあるようなでかい屋敷が
目の前に広がっていた。


…まさかここがヨルの屋敷?



突然連れられたせいで
ちゃんと屋敷を見てなかった…




ここでいいのかな…?



私は恐る恐る広い敷地内へと
足を踏み入れた。




「あ、君!」



急に声がし少し驚いた。


…この声はネオ?



私はゆっくりと振り返った