『ヤリダッテモッテルシ』
「槍だって持ってるし」
『テッポウダッテモッテルモン』
「鉄砲だって持ってるもん」
次第に、機械音を繰り返しているみなの声も…機械音に聞こえてきた。
『ア』
「あ」
あぁ、次に呼ばれるのは…誰だ────。
『コヒナタユリカ』
「百合香…ちゃん!?」
機械音が示したのは…小日向百合香だった。
おとなしくて控えめな性格な女子。
百合香は陽菜の前の席。彼女の背中を見ると、微かに震えていた。
こひなたゆりか、7文字だから、7人で集まる。
そして、余った人は、百合香に殺されるのだ。百合香が、そういう風に行動すれば。
陽菜は、思う。
(あたしは、生き残りたい。だって───…)
まだ、やり残したことがあるから。どうしても、このゲームから助からなければならないと思う。


