ボーッと窓の外を眺める。

グランドで楽しげに走り
回ってる1年男子の姿が
視界に入ってきた。


『じん…』

思わず呟いてしまう。

愛しい人の名を…


忘れたはずなのに。


まだダメみたい。


まだじんのこと想ってる
みたい…