「ど、どうせ…似合わないわよこんな格好…でもいつもの私とは正反対な格好っていったらこういうのしか思い浮かばなくて…」
「似合うよ」
「え?」
八神君が少しはにかんだように笑った。
「すげー可愛い!いつもの小春ちゃんもいいけど、今日のはなんか新鮮でいいね!?」
「う、うそ!からかってるんでしょ?」
「からかってなんかねーよ。そういうワンピ、普段も着ればいいのに」
「こんな短いの着れないわよ!!」
「あー…でも、短いスカート履くのは俺の前だけにしてよ?」
そう言って私の顔を覗いてくる。
そんな事言うなんて反則だよ……
諦めようとすればするほど好きになってしまう。
「ホラ、手つなごっ」
私の左手を掴んで歩き出した。
「待って!誰かに見られたら…」



