先生と呼ばないで【完】




翌日、朝のSHRに八神君の姿があってほっとした。


昨日の電話で、やっぱり何かあったんじゃないかとちょっと心配だったけど、大丈夫そう。


いつものように机に顔を突っ伏して寝ている。



SHRが終わり、教室を出て廊下を歩いていると、後ろから声を掛けられた。


振り返ると、怠そうな顔の八神君が立ってて。



「…どうしたの?」



「どーしたのじゃないし。なんで昨日電話出てくれなかったの?」



「あ…ちょっと忙しかったのよ。てか私の番号消したんじゃなかったの?」



「着歴に残ってたから。なんとなくこれだったんじゃないかって思ってかけた」



「…そう」



「なに?松原センセとお楽しみ中だったわけ?」




驚いて声が出なかった。



だって周りに生徒がいるのに!!!