少しの沈黙のあと、 「あーじゃぁ俺いくわっ じゃあな!」 と言って歩き出した。 「夏輝くん!まっ、待ってーー!!」 とっさに腕を掴んだ。 「うわっ!」 「あっ、ごめんなさい!」 我ながら恥ずかしいことしたゃったよ… 「別にへーきだからきにすんなっ!」 また笑顔で言ってきた。 ………こんなの見てる方がつらいよ