車を駐車場に入ってすぐの端、ガードレール沿いに駐めると続くようにバイクがゆっくりと侵入し十メートルほどの距離に止まった。
幸子は車から降りるとバイクに乗っていた人物に集中した。
こんな時間に山など登る者はいるはずもない暗がりにあって、小さな街灯に加え車のライトが明るく周囲を照らし気になる人物を十メートルの距離からでも視認出来るほどに映し出している。
「若い!?」
フルフェイスのヘルメットから現れた顔に幸子は思わず声が裏返った。
細身で金のショートヘア、その顔立ちは見目麗しく、ダグラスよりも若いかもしれない。
こちらを見やる瞳はまるでエメラルドのように輝いていた。
幸子は車から降りるとバイクに乗っていた人物に集中した。
こんな時間に山など登る者はいるはずもない暗がりにあって、小さな街灯に加え車のライトが明るく周囲を照らし気になる人物を十メートルの距離からでも視認出来るほどに映し出している。
「若い!?」
フルフェイスのヘルメットから現れた顔に幸子は思わず声が裏返った。
細身で金のショートヘア、その顔立ちは見目麗しく、ダグラスよりも若いかもしれない。
こちらを見やる瞳はまるでエメラルドのように輝いていた。



