『やめようよ』

佐倉?!

『人の悪口ってあんまり良くないから言わないでおこうよ…ね?言われたら嫌でしょ?』

「はーい…」

「もえがそうゆうなら…」

そう言って3人は教室に戻っていった。

やべぇ。何か知んねーけどちょー嬉しい。
俺は急いで教室に戻った。



それから俺は毎日目で佐倉をおうようになった。
おっちょこちょいで責任感が強く、負けず嫌いで誰よりも優しくて。

俺はそんな佐倉を好きになっていた。
佐倉を好きになってもう1ヶ月がたった。
「好き」なんて言えるわけもなく佐倉をただ見つめるだけ…