向日葵


次の日は土曜日だったため学校が休みだった。
私は公介にメールをした。

【今から会える?】

〜♪

公介からすぐに返事が返ってきた。

【大丈夫!どこで?】

【あの公園で】

【分かった!今から家でるから!】

そんなメールのやり取りをして私は公園へむかった。10分程たった頃公介がきた。
息をきらして走ってきてくれた。

「あちー…」

Tシャツをパタパタさせ私に気づき私の名前を呼び駆け寄ってきた。

「どした?」

優しい問いかけに私は下をうつむいた。

『あのね…』

私の様子がいつもと違う事に気づいたのか公介が私の言葉を遮った。

「なぁ、今から話すことって俺にとって嬉しい事?それとも…悲しい事?」

その問いかけに私は『ごめん』ただそう言うしかなかった。