ー…俺らの出会いは最悪で、でももうその時俺はもえを好きになってたのかもしんない。 小さくて白い肌に大きな目。 そんな小さな体で色んなことを背負いこんでいた。そんなお前に一目惚れしてたのかもな。 澄んだ目で俺を見つめて、素直で、いちずで、強がりで、そのくせ泣き虫で… 泣く顔、笑う顔、怒る顔…もえを知れば知るほど思いはだんだんでかくなっていくばかりだった… すべてが愛おしく感じた。 お前があいつを思って泣くと辛かった。 子供みたいに泣くもえを愛しい思う。