ー… 私達は席に案内された。 「何か頼めば?」 うわー、食べたいものがいっぱいある! どれにしよう。んーっと… 『姫川君、あ、あたしドリアがいいな…』 「ブハッ」 姫川斗真が大口を開けて笑い出した。 「ドリアって…ふっ、普通パフェとかだろ!?」 『な、ならいいよ!』 恥ずかしさで一杯の私に姫川斗真は笑いを堪えながらウエイトレスさんに注文をした。 「ドリア2つで」 『あ、りがとう…』 姫川斗真が目を細め微笑んだ。