向日葵





『ごめんね...』


「え?」


戸惑う南にもえは言葉を投げつける。


『私のせいで、私のせいで公介が...っ』


悲鳴に近い声で南に言った。


『私が事故に合えばよかったのに、公介の右腕じゃなくて、私の右腕がなくなればいいのに!』


「っちが、」


もえが南の声を遮る。


『違うわけないでしょ!言ったじゃん!...私のせいだって!』