「何もわかんねーくせに…勝手な事ばっか言ってんじゃねえよ!」 姫川先輩は椅子を蹴り飛ばし佐倉先輩の手を引いて病室を出ていった。 取り残された私は自分が言ったことの重大さに気づき今になって後悔した。 「南…」 怒っているけどどこか優しい声だった。 「とにかく座れよ?」 穏やかな声で私を手招きした。 私は椅子をたてて公介の近くに座った。 さっきまで佐倉先輩が座ってた場所に… 「南…どうした?」 あんなに酷いことを言った私に公介は決して責めたりしなかった。