〜斗真side〜 本当は怖かった。あの時、もえが、南波の元へ戻っていきそうで… あの二人の間に流れる空気が昔みたいで… だから早くあの場から出ていきたかった。 南波のもえを見る目も、もえの南波を見る目もいつもと違かったから… 何かが変わってしまいそうで、怖かったんだ…