あんな優しい笑顔で…
私知ってるのに。あの笑顔、毎日私に向けてくれてた笑顔なのに。
そして由香里ちゃんは話を続けた。
「それにさ、あの斗真がだよ?もえちゃんにヤキモチ焼いてたし…」
『…え?う、うそ…』
「本当だって!実際それで怒ってたらしーし、何かー、もえちゃんが男に笑って触らせたりするのが、嫌だったんじゃないかな?」
それで…
確に私も斗真が他の子に笑いかけるのは辛かったし…私斗真の事傷つけちゃった。斗真を不安にばっかりさせて、自分の事しか考えなくて…その上公介の優しさにまであまえて…
本当に最低だね…わたし…

