「今日も6時ぐらいにここに来るからそれからデートするのー!」


今の私は親友の幸せそうな顔を見ているだけで充分幸せになれる

だけかもしれない

そう言い聞かせるしかないのかもしれない

でも、後悔はしてないからこれで良いんだ

「あっ!もう来るみたい!」


松本からのメールを見て興奮する唯


「じゃあ、お金ここに置いておくから、楽しんでね~」

お金を机の上に置き立ち上がると唯が私の腕を掴んだ