うそだろ!!この状況作り出した張本人がいないなんて!!!!裏切り者ーーー!!!
「…ってわぁ!!」
突然引っ張られた私の腕。
「あーら!真っ昼間かららぶらぶなんて何考えてるのかしらー?私のまこをつかまえて…。」
きづけば私はニヤッと笑う綾香さんの腕の中だった。…やっぱり遊んでるよこの人!!!
同然南生もびっくり。でもすぐ状況をのみこんだのか…
「誰のだって?お前のじゃねーよ。俺のなんだけど?」
応戦しはじめた。…いや!!やめよ!!!ここでそれは火に油なの!!!!…うれしいけども!!!!
そんな私の訴えに気づいてかきづかずか…二人の言い合いはまだつづいてる。
そっと南生ファンの子達のほうをむくと…案の定南生のファンの皆さんは怒りでわなわな震えてた。鬼のような顔で私をにらんでる。怖いすぎる!!とっさに絢香の手をぎゅっとにぎる。

