「あーもう!早く作戦実行して帰るわよ!!私も嫌いなの!!!この校舎!!!!」



綾香さん…落ち着いて…。心の声が響きすぎてるよ。



回りの人たち苦笑い…。




「で、まこ南生君廊下に呼び出しといたの?」



「…一応。」


そう。一応用があるから廊下にいて、と南生には報告づみである。



「…あれじゃない?」



そういってちょっとげんなりしている絢香のさすほうを見ると…。



「…かえっていいかな。」




南生をとりかこんでいる女子数人の姿。



「…ま、でもいいシチュエーションじゃない。」



さっきとうってかわってニヤニヤしてる絢香。他人事だとおもって…!!