重い瞼をそっと上げると、明るい光が射し込んでくる。 日に日に現実を見るのが怖くなってくる。 悪人を排除する…… 『………偽善者…か……』 そう言われても仕方ない。 闇は闇であって決して光にはならない。 こんなときに限って嫌な記憶が頭を掠める。 あたしは止まりかけた足をなんとか進めて、教室へ向かった。