――無視無視…
自分の足を見ながら歩く。
やっぱり周り道したほうが良かったかな?
あんまり人と関わりたくないし…
族関係だと尚更面倒だ。
「……なぁ」
無事に通りすぎれると思ったのに…
はぁ……もう、何なんだ…
頭の上から降ってきた声に顔を上げた。
『……何』
顔を上げると目の前には茶髪の男。
そのすぐ後ろに男3人。
わぁー、イケメンさんだねー
あたしの目の前にいる茶髪の男は180㎝はあるであろう身長に綺麗って言葉がぴったりの顔立ち。
低い声も容姿に合ってると思った。
毎日のようにイケメン(烈、兄貴、桜花幹部)見てるけど…この人も相当なイケメンさんだ。
なんて観察してみるけど相手は何も言わないどころか…固まってる?
いったい何なんだ…

