暗闇に咲く花





『あっ…あいつ……』


教室のドアが開いて入ってきたのは朝の女だった。

同じクラスだったのか…








秋「やっと来たか、律」


秋さんがため息をつく。

律ってのは名前か?






律「……寝坊した」


女は無表情のまま答えて、
スタスタ自分の席に歩いていった。














ちょうど俺の前を通った女に、


『朝、ありがとう』


と小声で言うと、


女は少しだけ目を見開いて、微笑んだ。






『////』


予想以上に綺麗な笑顔でまた顔が赤くなるのが分かった。