翼side 『……でっか』 目の前にそびえ立つ巨大な建物。 造りは洋風で洒落た感じだ。 夜月「…これ本当に学校?」 渉「迷子になるよ、コレ」 朝陽「あっ、地図もらうの忘れた」 勿論、他の幹部たちも一緒だ。 目の前にある建物とは桜学園。 今日から俺たちが通う学校だ。 来たはいいものの…まさかの遅刻。 完璧に蒼空さんに怒られる。 『朝陽、理事長室どこか分かんねぇの?』 朝陽「うん」 あー、マジかよ… 自力で探すしかねーじゃん。