組長「それ以上来んなよ」


仕留められなかったわ…





組長の手には拳銃。

銃口は廉兄を捉えている。











―――イラッ…


早く帰って寝たいのに…



『廉兄、殺っていい?』


廉兄「いいぞ」







あたしは一気に組長と距離を詰めて、
銃を蹴り落とす。


――シュッ…


組長「!!!」


組長が自分の手を見るけどそこにはもう銃はない。


組長「くそっ!!!!」


あたしは五月蝿い組長の顔を思いっきり殴る。


組長「ぐっ…」


『五月蝿い、鈍い、ショボい』