敵1「……お前が…紅……」


男たちの近くに行くとボコボコにされた悲惨な顔で俺を見てくる。


『……竹内組はどこに薬を卸してる?』


聞きたいことはそれだけだ。
最近、やけに薬に手を出す族が増えている。



敵2「………それは……」


二人とも目線を反らす。







あーもう、めんどくさいなぁ…


『……どこだ?』


気絶しない程度の殺気を出す。







すぐに震え上がる二人。

やっぱり、この程度か…




敵1「No.7・8・9・10……そこらへんは全部だ」


『チッ…』


全部潰さないといけないのか…


敵2「それだけじゃねぇけどな…」