縛られたNo.4とNo.5の総長の前に現れたのは 圧倒的存在感を纏った桜花の幹部たちだ。 そのトップに立つのが紅。 夜月「………あいつが……」 他の3人も目を見開いて紅を見つめる。 紅の喧嘩は見られなかった。 分かったのは、 俺たちの力では紅の前に立つことすらできないということ。 『……力が足りない』 どの族も桜花を攻めないのも納得できる。