暗闇に咲く花




律side




『………いくぞ!!!!』





「「「「「おお!!!!!!」」」」」






桜花倉庫前、桜花と翠嵐皆が集まって気合いを入れる。


もう、今日の夜が決戦だ。



あたしの周りには幹部達が集まっている。





『………』

ん?


『……大丈夫だよ、渉』



隣で不安そうな顔をしている渉の頭を撫でた。




渉「……うん、ありがと」


らしくない大人しい声だった。




………何があるか分からないしね。






『……渉、笑え』

声のトーンを落とす。



渉「……っ…うん」


無理矢理作った笑顔だったけど、
今はそれでいい。

勝ったとき、おもいっきり笑おう。






夜月「…お前はいつもみたいに馬鹿でいいんだよ」


渉の隣にいた夜月が鼻で笑った。




渉「馬鹿じゃないもん!」



夜月「……馬鹿だろ」






渉「……むぅ」


ほっぺを膨らます渉。



……可愛い。女より可愛い。




























『……で?何やってんの?』



何故か伊吹があたしの背後にくっついている。

ビクビクしながら。