『あの野郎………』


今度こそ捕まえてやろうと思ったのに。

逃げ足が速い。












…………ごめん。あたしのせいで。












烈「とりあえず、翠嵐の手当て……」


『あぁ、そうだな。闇烏の後始末も頼む』





烈「分かった」










なんとか冷静さを取り戻して、
倉庫内を見渡す。










至るところに倒れた男たち。

翠嵐も皆やられている。